介護業界のいま

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入浴をいやがる認知症の人がいたら、原因は「不快な経験の記憶」かも?
(2016年1月28日)


全国655カ所で運営されているという「認知症カフェ」。認知症を持つ本人、家族、支援者、地域住民などが交流する場です。2016年4月からは、認知症を持つ人がカフェに来られないとき、ボランティアがその人の自宅を訪問して話し相手をする事業が始まることになりました。

訪問するのは、カフェで認知症を持つ人と親しくなったボランティア。「認とも」と呼びます。この「認とも」が、認知症を持つ人の家を訪れることで、本人や家族を支援しようというわけです。

「認とも」という名称、行政主導でやることなのか、など、介護関係者からは様々な声が上がっているようです。この制度の是非はともかく、顔見知りの安心できる相手と自宅で会話を楽しめるのは、認知症を持つ人にはうれしい試みになるかもしれません。ただし、それにはこのボランティアが、認知症を持つ人にとって、安心して楽しく話ができる存在となっていることが前提となります。

また、認知症カフェで会っていたボランティアが自宅を訪問したとき、訪問を受けた認知症の人にわかってもらえるのか。そう思う人もいるかもしれません。確かに認知症が深まると、違う場所で会ったり、髪型や着ている服が違ったりすると、同じ人だと見分けられないことがあります。訪問してすぐには、見分けることができないかもしれません。……

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